ネクタイは真面目で堅苦しいイメージがありますが、実はお洒落好きには欠かせない、とても楽しめるアクセサリーなのです。
確かにネクタイを結ぶのは難しいものです。結び目が曲がってしまったり、片方が長過ぎたり短すぎたり、ネクタイをびしっと決めるのにはなかなか苦労がいります。
あまり身だしなみに気を使わない男性にとっては、ネクタイは首のまわりを締めつけるただの紐にしかすぎません。しかも食事中などにうっかりすると、汁物やソースで汚してしまったりする事もあるでしょう。できればネクタイなどしないで気軽に出かけたいと考えている男性は多いことでしょう。
しかしネクタイなしでスーツを着て結婚式に出る新郎の姿や、ネクタイなしのビジネスマンを想像すれば、何か物足りなくしっくりしない感じがするのではないでしょうか?
ネクタイは男性ならではのエレガンスの象徴です。
ネクタイという小物によって、男性の印象はすっかり変わります。月並みで平凡な男性と映るか、或はお洒落で好印象を受ける男性となるかはネクタイで決まります。 男性のファッションにはネクタイは欠かせないアクセサリーとして、様々な色や柄が揃っています。ネクタイは男性のファッションには大切なポイントとなるだけに、ワイシャツやスーツ、カフスボタン、ポケットチーフと組み合わせエレガンスを装うのも楽しいものです。
さりげなく洗練されたセンスが光るネクタイ、控えめなエレガンスを表現しているネクタイ、あるいは人目をひくカラフルなネクタイ等、首のまわりをまとうこのアクセサリーには、男性がどのように自分を演出したいかということが表現されます。また、ネクタイの選び方や結び方には、その日の気分も反映します。ネクタイは他の人と差をつけたい男性の魅力をアピールする象徴でもあり、自尊心をくすぐるには欠かせないアクセサリーでもあります。
- ネクタイの歴史 ネクタイの起源は、 兵士たち が寒さから身を守るために首に巻いていた頃から始まり、フランスはルイ13世時代ではクロアチア人の傭兵を雇っており、その傭兵たちは首のまわりにスカーフを結んでいました。フランス語ではネクタイはクラヴァット(cravate)と呼ばれていますが、その語源はクロアチア人(フランス語ではクロワットと発音)に由来するという説もあります。 1650年頃、すなわちルイ 14世時代には... >
- ネクタイのお手入れ ネクタイには大きな難点が2つあります。それは汚れること、そしてシワになることです 。 したがって、お気に入りのネクタイを長持ちさせるためには少し気をつけなくてはいけません。 食事の際には食べ物でシミをつけたり汚したりしないように注意し、オードトワレをスプレーする時には、ネクタイにかからないようにしましょう。 シルクのネクタイにはシミが残りやすいので特に注意が必要です。 万が一汚してしまった場合は... >
- ネクタイのマナー 場所に相応しく雰囲気に合わせた調和を考えましょう。 就職の面接等 には、シンプルなネクタイを選びましょう。落ち着いた控えめのネクタイにし、奇抜なデザインは避けましょう。 オフィスでは、 その会社の雰囲気やスタイルに合うネクタイを選びます 。 営業部門や広告・デザイン関係の業界では、人目を引く色のネクタイが似合います(営業の方には明るい派手目の色、広告関係の方には紫系がお勧めです)。 金融関係や法... >
- ネクタイの色 ネクタイの色を選ぶのはデリケートなものです 。 ワイシャツ の色だけではなく、 スーツ の色との組み合わせも考えながら選びましょう。 ネクタイの色の選び方は大きく分けて2つあります。1つはワイシャツやスーツの色とは全く違った色を選んで コントラスト を楽しむ方法、もう1つはワイシャツやスーツと同系色でまとまる方法です。 黒い無地のネクタイ はシックで落ち着きがあり、 黒いスーツと白いワイシャツ... >
- ネクタイの柄 色と同様に ネクタイは柄もたいへん豊富です 。 1970年代に流行した花柄模様はもう過去の物として忘れられていますが、 縞模様はネクタイの永遠のトレンド といえる柄です。細い縞から太い縞、真っ直ぐな縦の縞から斜めの縞まで、縞模様は種類も色もヴァリエーションがとても豊かです。直線で縦の縞模様は無地のワイシャツと相性が良く、胸の部分が四角、長方形または三角形タイプの男性に向いています。 チェック模様... >